
ノートPCの画面の高さ、合っていますか?
画面の高さの確かめ方と、今日からできる3つの整え方。
前回、在宅ワークで首や肩が張りやすくなる理由のひとつとして「ノートPCの画面が低い」ことを挙げました。今回はその続きとして、家にあるものでできる整え方を理学療法士の視点から紹介します。
ノートPCは画面とキーボードが一体になっています。画面を見やすい高さに合わせると手元が高くなり、手元を楽な高さに合わせると画面が低くなります。どちらかを我慢する形になりやすいのが、ノートPCの難しいところです。
まず、今の高さを確かめる
椅子に深く座り、背すじを軽く伸ばしてまっすぐ前を見てください。そのとき視線の先にあるのが画面の上端あたりなら、ちょうどよい高さです。画面全体が視線よりずっと下にあるなら、うつむいた姿勢で作業していることになります。
整え方① 画面を底上げする
厚めの本や空き箱、ノートPCスタンドを使って、画面の上端を目の高さに近づけます。目から画面までの距離は40cm以上、腕を伸ばして指先が届くくらいが目安です。
整え方② キーボードとマウスを外付けにする
画面を上げたままノートPC本体のキーボードを打つと、今度は腕と肩が持ち上がります。外付けのキーボードとマウスを机に置き、肘が90度前後に曲がる位置で使うと、肩の力が抜けやすくなります。
整え方③ 外付けがないときは「少しだけ」上げる
すぐに用意できない場合は、ノートPCの奥側に本を1冊挟んで傾ける程度にとどめます。画面は少し上がり、手元の高さはほとんど変わりません。あわせて、文字を大きく表示すると、顔を画面に近づける癖が出にくくなります。
高さを変えた直後は、かえって落ち着かなく感じることがあります。数日使ってみて、夕方の首や肩の感じ方を比べてみてください。
なお、首や肩の張りが長く続く場合や、しびれ・強い痛みを伴う場合は、無理をせず医療機関にご相談ください。
次回は、仕事の合間にできる3分ストレッチを紹介します。
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